えー、帰ってきました。いろいろ思うところもあったんですが、こんなブログでも読んで下さっている方もいらっしゃるようなので、とりあえず再開します。これまで同様、不定期、中身のない文章を書き殴りますが、平にご容赦を。
 
 さて、再開第一回目はこの話題。

 

 先週末のフィギュアスケート・グランプリシリーズ第2戦ロシア大会。浅田真央選手は5位という惨敗(でしょう?)でした。ファイナル進出もほぼアウトという現状を受けて、各方面から声が上がっていますが、不振の要因は一つではないのは確かでしょう。

 

 私見ですが、コーチと相性が悪いと思います。確かに現在のタラソワコーチは実績を残しているとは思いますが、どうも日本人選手とは合わないのかもしれません。確か荒川静香選手もトリノ五輪のシーズンにタラソワからモロゾフコーチに変えて金メダルにたどり着いたのではありませんか?
 私は別に熱心なフィギュアスケートファンではありませんが、昨シーズンから浅田選手のプログラムを見ていて、無理に大人に脱皮しようという演技だという印象がぬぐえませんでした。浅田選手の魅力は、とにかくスケートが好きで滑るのが楽しくて仕方がない、そんな気持ちがあふれ出る、見るものを笑顔にさせる演技にあったのではないでしょうか?今の彼女からは正直それは伝わってきません。プログラムをこなそう、ジャンプを決めよう、ファンの期待に応えよう、そういう重さに包まれてしまっているような気がします。
 

 確かに20歳を目の前にして、成熟した魅力を出していくことに挑むのはいずれは必要でしょう。ですが、まだその時期ではないと思います。それに選手の個性というものがあります。安藤美姫はセクシー路線でいいし、キム・ヨナは表現力を極める方向でいいのです。浅田真央というスケーターの魅力を最大限に引き出すにはどんな曲・プログラムがいいのか。一度しっかり陣営で意思統一して、立て直していくしかないと思います。バンクーバーまではまだ時間があるのですから。