「プロ野球、昔ほど興味ねーなー」とかいいながら、しっかり見ちゃってる日本シリーズ。昨日の第3戦まで全て地上波で見たのですが、一視聴者として単純に感じたこと。


 「日テレの中継、退屈!」


 まあオーソドックスないわゆるプロ野球中継なんですが、どうももったり感が漂ってしようがない。なぜか。第1戦から3戦までのコメンテーターを見れば自明の理。


 第1戦 テレビ朝日 野村克也氏

 第2戦 フジテレビ 清原和博氏 新庄剛志氏

 第3戦 日本テレビ 江川卓氏 山本浩二氏


 日テレが明らかに垢抜けないよなあ・・・。安定感はあるけど、今の視聴者からしたらどうなんだろうか。何だか型にはまった解説のように聞こえてしまう。極端にいうと昭和の空気というか。

 第1戦のノムさん。中継中ひたすらぶつぶつ。挙げ句「試合に熱中しすぎて野村スコープすっかり忘れてました」だって!

 第2戦の清原・新庄。新庄いわく「二人とも歯、白っ!」自由すぎる!

 解説としては邪道なのかもしれませんし、副音声で流すべきものなのかもしれませんが、1・2戦は試合終了まで存分に楽しむことができました。それに比べると日テレの中継はいかにも地味なんです。巨人戦の視聴率がどうこうという問題の根っこは、巨人の人気が落ちたのではなく、日テレの中継のやり方が時代にそぐわなくなってきたからではないでしょうか?


 普段はプロ野球に大して関心を示さないうちの家族が、1・2戦はしっかり見ていました。3戦も見てはいたのですが、ぽつりと一言。

 「今日の解説つまんないねー」


 この言葉がすべてを表してるような・・・。